「ファッションと環境」意見交換会＠環境省

６月２９日、柿島由雄先生（女子美術大学）、吉井健先生（大妻女子大学）と共に環境省にて「ファッションと環境」に関する意見交換会に出席してきました。環境省からは「ファッションと環境」タスクフォースのメンバー３名が出席し、地球環境という視点からファッションが取り組むべき今後の課題を共有しました。アパレル産業がもたらす破壊的な環境負荷をいかに解決するかは喫緊の課題ですが、薄利多売の大量生産モデルが変わらない限り、実際の改善見込みが立たないのが現状です。このため消費者の意識改革と新しい資本主義社会への模索が不可避だという点で、参加者の意見が一致しました。社会の意識を大きく変えていくうえでの政府のリーダーシップは欠かせません。わたしたちファッション関係者も政府と共同でよりよい未来社会のために協力していきたいと思います。環境省スタッフのみなさまは中央官庁のお堅いイメージがなく、非常にカジュアルかつ和やかな雰囲気のなかで意見交換できたことが印象的でした。貴重なお時間ありがとうございました。「ファッションと環境」に関する資料は以下より参照することができます。

https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/